ボンベと導管との連絡

塩素ガスは人体に有毒であるから、取扱いには注意を要し操作の習熟も必要である。塩素は、比重が2。419(空気1として0°Cにおいて)と重いので、塩素注入機室は換気口を下部に設けて換気に注意し、万一に備けて防毒マスクを用意するとともに、ときどき検査を行なう。1)塩素ボンベの操作ボンベからの塩素ガスの取り出しは、液体塩素が蒸発する速度によって定まる。したがって室温の低いとき、とくにボンベの外面に霜が着き出したならば、操作室を40°C以下に加温し蒸発を早める。この場合、ボンベ自体を、熱湯、じか火などで加熱してはならない。また取り出しの方法としては、2個以上のボンベを並べ、塩素ガスを連続的に、流量に変化なく取り出すことが肝心である。なお、この際には予備ボンベにも連絡して、圧力低下に対処しておく。塩素注入機に流入させるためには、ガス状で取り出し直接流入させる方法と、液状で取り出して気化器を流量計隔膜式圧力計温度計接続用鋼管気化器図1。16気化器使用例塩素ガス使用してガス状として流入させる方法がある。気化器を使用する場合、ボンベから液体塩素を取り出して、40°C程度の温湯を用いてガス化する。ボンベと導管との連絡取りはずしは慎重に行なわなければならない。

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